髙柳 渓吾

インタビュアー:今日はお時間をいただきありがとうございます。まずは自己紹介をお願いします。

髙柳:ありがとうございます。私は新卒で入社し、現在施工管理として3年目になります。今年、一級施工管理技士の資格を独学で取得しました。今はマンションの大規模修繕工事を担当しています。

インタビュアー:3年目で一級施工管理技士の資格を取得されたとのことですが、非常に早い段階での取得ですね。どうしてこのタイミングで挑戦しようと思ったのですか?

髙柳:そうですね、入社してから現場での経験を積んでいく中で、より深く施工管理の知識を身につけたいと思い、早いうちに資格を取得することを目指しました。また、現場での責任感も高まっていたので、プロフェッショナルとしての自信を持って仕事に取り組むために、一級施工管理技士の取得が必要だと感じました。

インタビュアー:資格取得を独学で進めたとのことですが、具体的にどのような勉強法で合格を目指されたのですか?

髙柳:独学で進めたため、まずは市販のテキストを揃えて、基礎的な知識を一から学び直しました。平日は現場の仕事で忙しいので、休日や夜の時間を使ってコツコツと進めました。過去問も多く解きながら、理解が曖昧な部分を重点的に復習するようにしました。特に、現場で実際に経験している内容とリンクさせながら勉強できたので、理解が深まったと感じています。

インタビュアー:仕事と勉強を両立させるのは大変だったのではないでしょうか?

髙柳:そうですね、仕事との両立は確かに大変でした。現場の進捗に追われることもありましたが、勉強する時間をしっかり確保するために、スケジュール管理を徹底しました。また、現場での経験が勉強に役立つ部分も多く、実際の作業と学んだ知識が繋がる瞬間があると、より一層モチベーションが上がりました。自分で目標を立てて計画的に進めることが、合格につながったと思います。

インタビュアー:資格を取得してから、現場での仕事に変化はありましたか?

髙柳:資格を取得したことで、現場での責任感がさらに増しました。上司や先輩方からも、より難しい業務を任せられることが増え、プロジェクト全体を俯瞰して管理する機会も増えました。また、職人さんやクライアントからの信頼も得られやすくなり、コミュニケーションもスムーズになりました。資格を持っていることで、仕事の進め方にも自信がつきました。

インタビュアー:3年目での資格取得は本当にすごいことですね。これからの目標やチャレンジしたいことはありますか?

髙柳:まずは、現場経験をさらに積み重ねて、より複雑なプロジェクトを担当できるようになりたいです。また、今後はチーム全体を管理するリーダー的な役割も目指しています。技術的なスキルはもちろんですが、コミュニケーション力やマネジメント能力も磨いていきたいですね。そして、後輩が入ってきたら、自分が学んできたことを教え、サポートできる存在になりたいです。

インタビュアー:最後に、これから施工管理を目指す若手社員や、一級施工管理技士を目指す方々に向けてメッセージをお願いします。

髙柳:施工管理は学ぶことが多く、責任も大きい仕事ですが、それだけに非常にやりがいがあります。資格の取得は早めに挑戦するに越したことはありませんが、焦らずコツコツと進めることが大切です。現場での経験と資格の知識が合わさることで、自信を持って仕事に取り組めるようになりますので、ぜひチャレンジしてみてください。自分のペースで着実に成長していけば、結果はついてくると思います。

インタビュアー:ありがとうございました。今後のさらなるご活躍を期待しています!