石﨑 大輔〔主任〕
インタビュアー:今日はお時間をいただきありがとうございます。まず、自己紹介をお願いします。
石﨑:こちらこそありがとうございます。私は工事部で働いて6年目になる石﨑大輔と申します。これまでにマンションの大規模修繕やオフィスビルの改修工事など、主にスーパーゼネコンの下請けとしてさまざまな現場に携わってきました。

インタビュアー:6年間の現場経験を通じて、特に印象に残っているプロジェクトはありますか?
石﨑:特に印象に残っているのは、2年目に携わった大型マンションの修繕工事です。その時はまだ現場の流れを掴みきれていなかったのですが、先輩方の指導を受けながら、次第に全体像を把握できるようになり、自分なりの役割を果たせたときに大きな達成感を感じました。それ以来、少しずつですが自信がついてきました。
インタビュアー:6年目というと、もう若手の中でも中堅に近づくポジションですね。最近の業務で意識していることはありますか?
石﨑:そうですね、今は後輩たちに指導をする場面も増えてきました。自分自身が学んできたことを伝えるだけでなく、彼らが成長できるように、仕事を任せるタイミングやフィードバックの仕方に気を配っています。また、現場全体の進捗管理や安全管理など、より広い視点で業務を進めることを意識しています。
インタビュアー:現場での安全管理は非常に重要ですね。安全面で特に気を付けていることはありますか?
石﨑:安全管理は、常に最優先事項です。現場では毎日の朝礼でKY(危険予知)活動を行っていますが、それだけではなく、実際の作業中にもリスクを感じたらすぐに対処するように心がけています。特に若手や経験の浅い職人さんがいる場合は、こちらから声をかけて注意喚起することが多いですね。些細なことでも、事故を防ぐために必要な行動だと思っています。

インタビュアー:若手時代に比べて、責任感も大きくなったのではないでしょうか?
石﨑:はい、特にここ1、2年で責任感が強くなったと感じています。以前は自分の作業に集中していましたが、今はプロジェクト全体の進行状況や、他のメンバーの動きも気にしながら作業を進めるようになりました。特に現場のスケジュールや品質に関しては、上司やゼネコンからの期待も高まっているので、責任を持って取り組む必要があると感じています。
インタビュアー:6年間で、どのようなスキルや知識が身についたと感じますか?
石﨑:現場経験を通じて、まずは現場全体を俯瞰して見る力が身につきました。また、施工管理の基礎的なスキルに加えて、トラブル発生時の対応力や、他職種の方々との調整能力も向上しました。技術的な面でも成長しましたが、何よりコミュニケーション力が重要だと感じています。様々な関係者と円滑に仕事を進めるためには、しっかりとした対話と信頼関係が必要です。
インタビュアー:今後の目標や、チャレンジしたいことがあれば教えてください。
石﨑:今後の目標としては、現場のサブリーダーやリーダーとしてさらに大きなプロジェクトを任せられるようになりたいです。また、専門的な資格の取得にも挑戦して、自分のスキルをさらに高めたいと思っています。現場での経験を生かして、将来的にはもっと多くの人たちに頼られる存在になれるよう努力したいです。
インタビュアー:最後に、これから入社してくる若手社員へのアドバイスがあればお願いします。
石﨑:若手社員には、まず現場での経験を大切にしてほしいです。最初は分からないことばかりで戸惑うことも多いと思いますが、失敗を恐れずにどんどんチャレンジしてほしいです。また、現場ではコミュニケーションが非常に大事なので、先輩や職人さんとの連携をしっかりと行い、積極的に質問することを心がけてください。その積み重ねが、必ず成長につながります。
インタビュアー:ありがとうございました。これからのさらなるご活躍を期待しています!
